玉垂宮の鬼夜
(たまたれぐうのおによ)

1月7日に福岡県久留米市大善寺で行われる。国の重要無形民族文化財で、日本三大火祭りの一つである。新年の邪気を払う追儺(ついな)の夜祭りとして知られる鬼夜は、大晦日の夜から1月7日までの鬼会神事の最終日の夜に行われる。鬼夜の火にあたれば病にかからず、難を逃れるといわれ、また魔祓い(まばらい)神事に用いられる鉾に付けられた鉾紙(ほこがみ)は安産、幸運のお札として珍重される。冬の夜空を赤く染めながら繰り広げられる勇壮な鬼夜は、約400名の氏子たちが締込み姿になり、巨大な松明に火を灯し、境内を引き回す勇壮な祭りである。この日の夜、裸の男達が松明を手に自宅から玉垂宮に集まる。
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最終確認2020年7月

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