寺野ひよんどり(てらのひよんどり)

1月3日頃に静岡県浜松市引佐地区の宝蔵寺観音堂で行われる。寺野三日堂祭礼ひよんどり、火踊りがなまって「ひよんどり」となった。真っ白な雪が舞い降りる山あいの小さなお堂で、伝承保存会の若衆らが五穀豊穣を祈願する厳粛な舞を奉納します。てんぐや翁(おきな)の面を付けた舞手たちは笛や鐘、太鼓の音に合わせ剣や矛、粟穂、きね、獅子など13番の舞を繰り広げます。 勇壮な「鬼の舞」では舞手に誘われるように赤、青、黒の3匹の鬼が現れ、舞手と鬼はおので松明を打ちたたくなどもみ合うように激しく舞い踊ります。杉木立に囲まれた境内は地元住民らで埋め尽くされ、四百年以上前から続く伝統の舞を見守ります。国指定重要無形民俗文化財。
文化遺産オンライン
最終確認2020年7月


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