寺崎のはねこ踊り(てらさきのはねこおどり)

 寺崎のはねこ踊りは4年おき(干支が辰・申・子の年)の9月15日、宮城県石巻市に所在する寺崎八幡神社の秋季例大祭にて演じられてきた国指定重要無形民俗文化財「雄勝法印神楽」の余興として踊られてきたもの。最近の開催では2012年(辰)、2016年(申)、2020年(子)となる。近年では毎年9月第二土曜日に行われるお祭りでも披露されている。はねこ踊りの由来は、天明・天保の時代に度重なる大凶作に見舞われていた村が、ある年に久しぶりに大豊作に恵まれ、神々への感謝の気持ちを込めて神社にお礼参りをしたおり。喜びのあまり村の人々が、笛や太鼓に合わせて面白おかしい身振りで踊り回ったのが始まりとされている。打ち囃子(ウチバヤシ)、献囃子(ケンバヤシ)、馬鹿囃子(バカバヤシ)の3つの囃子によって踊られる、全国に類を見ない豊年踊りというもの。
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最終確認2020年06月

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